『BEAR-D2』の導入によって問診票をペーパーレス化することができます。
問診票のペーパーレス化は次のようなメリットがあります。
紙の問診票を運用する場合、定期的な用紙の補充が必要であったり、内容が変更になった場合の原本の管理や、配布済み問診票の差し替えなど煩雑な作業が発生します。
『BEAR-D2』を導入すると、システムに登録されている問診票は常に最新版であり、また、問診票の更新後はすぐに反映されるため、配布や差し替えの手間もかかりません。
『BEAR-D2』で入力された問診の結果は、すぐに電子カルテに連携・保存されます。(※1)
従来の紙の問診票のような搬送作業、スキャンによる取り込み操作や転記作業が不要となり、スタッフの負担軽減が図れます。
※1:電子カルテシステムとのデータ連携を行った場合。
ご高齢の方やお子様でも簡単に操作できるよう、画面は見やすく基本操作は指一本で行えます。
文字の記述が困難な方や、パソコン等の操作が苦手な患者さんでも、銀行ATMの操作ができる程度の人であれば使いこなせる、優しいインターフェイスです。
また、誰でも親しみやすいように、かわいいクマのイラストを採用しました。
文字やボタンを大きく表示しているため、視認性に優れ高齢者の方でも安心してご使用いただけます。(※2)
※2:図は「iPad Air(画面サイズ:9.7インチ/解像度:2048×1536)」に『BEAR-D2(オンプレミス版)』の問診画面を表示した場合の大きさの目安です。(選択肢のボタンは短いタイプを使用)
導入されるiPadの機種や、今後のシステム改修などで変更になることがあります。
1つの質問で1つの画面を使用し、次の質問に移るには[次へ]ボタンを使用します。(※3)
また、回答の選択肢が多い場合は、画面をスクロールするのではなく[前ページ]や「次ページ」ボタンを押して画面を切り替えます。スクロール操作時に間違った回答を選んでしまう心配もありません。
※3:設定によっては、回答を選択すると自動的に次の質問に遷移させることもできます。
ページの先頭へオンプレミス版とクラウド版(オンプレミス版+クラウド版)をご用意しています。
医療機関様のニーズに合わせて導入頂けます。
『BEAR-D2』のサーバーを病院内に設置し、院内の閉じられたネットワーク内で使用する構成です。
外部との接続がないため、情報漏洩の心配も無く安心して使用できます。
※4:図は電子カルテネットワーク内に設置した場合のイメージです。
オンプレミス版に加えてインターネット上に設置した『BEAR-D2』サーバーも使用する構成です。
患者さんに、来院前に問診票を入力して頂く事により、診察当日の待ち時間が短縮でき、患者サービスの向上に役立ちます。
問診の入力は、患者さんのパソコンやスマートフォンのブラウザを使用して入力します。
院内LANに接続されたiPadがあれば、クラウド版とオンプレミス版の両方を使って運用することができます。
電子カルテシステムなどと連携させることにより『BEAR-D2』の使い勝手がさらに向上します。
電子カルテシステムから患者情報や在院者情報などを受信し(※5)、電子カルテシステムには問診入力情報を送信します。
※5:連携するシステムにより連携内容が異なります。
「受付一覧」や「在院一覧」から患者さんを選ぶことができ、患者さんの取り違いを防げます。
問診票の入力結果はXMLデータとして電子カルテシステムに連携され、入力結果を電子カルテのテンプレートデータやカルテの記事として格納することができます。
カルテへの転記作業が軽減でき、時間の短縮と転記ミスなどを防ぐことができます。
※連携するシステムにより連携内容が異なります。
『BEAR-D2』は問診票の作成や修正作業も医療機関様で容易に対応出来ます。
特殊診療や新型インフルエンザのように急な対応が必要とされる場合でも、すぐに作成して使用することができます。
問診票(テンプレートといいます)のデータはテキスト形式(XML形式)のファイルで作成・修正するため、メモ帳があれば簡単に作成・修正できます。
ページの先頭へ問診の回答内容や患者さんの基本情報(性別、年齢、身長、体重など)を基に、その後の質問を振り分けたり値を集計したりすることができます。
患者さんの基本情報(身長・体重)からBMIを計算。BMIの値に応じて質問を振り分けることができます。
ページの先頭へ回答内容は『BEAR-D2』サーバから一括ダウンロードが可能。集計や統計といった問診データの二次利用もできます。
ダウンロードデータはcsv形式なので、Excelのマクロ等を使って簡単に集計することができます。
『BEAR-D2』は通常の問診票以外にも患者IDと紐付かない質問票を作成することができるため、患者アンケートや職員アンケートなどに使用することによって、アンケート集計も素早く行うことができます。
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